916
ニューヨークのギャラリー街を思わせるような贅沢な空間です。
窓からの眺めも気持ち良く、右には海、正面にはスカイツリー。
展示は「Bird and Bones」こちらのキュレーターでもある写真家 上田義彦による
ものでした。
骨や鳥の標本写真の数々。博物学的な写真ではあるのですが、
とても美しく、他の標本写真には無い魅力があります。 このシリーズを最初に見た
のは数年前にNEPENTHESの徳郎さんに教えて頂き見に行った東大総合研究博物館
「鳥のビオソフィア」という展示の中。この展示を契機に出版された
「BIOSOPHIA of BIRDS」の写真が上田義彦でした。
とても良い時間でした。
MOt
Thomas Demandを観に東京都現代美術館へ。
常設展もリニューアルされ、新たにAnish Kapoorが加わっていました。
彼の作品は、紙で精巧に再現した場面を写真におさめるというもの。
ライティングや撮る角度など、計算された独特の違和感に引き込まれます。
映像作品もとても好きでした。
アクリルに気泡を閉じ込めた作品です。不意に好きなアーティストの作品に
出会う事ができ、得した気分になりました。
IZU ATAMI
先日ヴァンジ彫刻庭園美術館へ行った際、同じ敷地内にある
そして少し足を伸ばして熱海まで行き、ブルーノ・タウトによる日本で唯一の
IZU PHOTO MUSEUMも観てきました。 この美術館の設計は杉本博司によるもの
という事もあり、以前より興味がありました。
荒木経惟の展示が行われていて、現在まで出版した450冊以上の写真集を
実際手に取り見る事が出来ます。また電通時代のスクラップブックを初め、
初期からの活動も見る事ができてグッと引き込まれる内容でした。
建築である旧日向別邸(熱海の家)も見てきました。
普段はなかなか訪れない静岡ですが、楽しむ事ができました。
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