店頭に並び始めましたNOMAt.d. 2012 Spring&Summer。
制作過程のようなものを見たいという声が最近多いので、ちょこちょこお見せできたらと思っています。
今シーズン、リサーチしたアーティスト、本をいくつか。
Glenn Ligon
昨年、NYのWhitney Museum であったエキシビジョン「AMERICA」は、濃度の濃い展示で感情を揺さぶられた。去年見たアートエキシビジョンのトップ3に入る。
Jasper Johns
ナンバーシリーズ、フラッグシリーズは、いつの時代もアイキャッチー。
Jenny Holzer
建築物•道路•水面•草木に写しだされたテキストは、様々な表情を持つ。
Kara Walker
躍動的で美しいシルエットの作品の中には、暴力や怒りや悲しみが流れている。
彼女もテキストを使った新作を発表していた。
Ed Ruscha
大好きなアーティストのひとり。シンプルでガツンとくる言葉、色の美しさ、選ぶモチーフ等全てがとにかく好き。Richard AvedonがEd Ruschaを撮ったオリジナルプリントを見たが、本人もフォトジェニックで格好良い。本やポスターも持っているが、タオルケットメーカーworks on whatever が発売したEd Ruchaの作品がプリントされた特大タオルケットにも包まれている。
On Kawara
温 河原の大ファンでもある。作品のコンセプトやその姿勢は、尋常では無い。本人もとても謎に包まれていて、安否を心配しているであろう知人に時々送る郵便に書かれているのは、
「I AM STILL ALIVE」
今もツイッター上に時々この言葉が出るらしい。いつか作品を手に入れるのが夢。誕生日の日付は残念ながら無かったので、その前後でも良い。欲しいなぁ。
上に挙げたアーティスト•作品に共通するのは、ワードやナンバーを使っているということ。
NOMAt.d.のシーズンシームは「Our World and Our Words」です。